トオラス

与贈工房の活動のアップデートに伴い、新しい活動にふさわしい名前に変更します。

与贈工房は、2017年にスタートしました。東日本大震災から6年たっても根本的には変わらない社会のあり方に疑問を抱き、答は見つからないまま、「今のままではいられない」という衝動に駆られてレールから外れていった人たちが集ってきたのが、当時の与贈工房でした。

産業革命から続く機械論的世界観ではない世界観を探し求めるための手がかりが「いのちのはたらき」でした。そこで、場の研究所の清水博先生の「<いのち>の与贈循環」を手がかりの1つにして探究を始めました。

社会はコミュニケーションによってできているのだから、コミュニケーションのテクノロジーの変化によって、社会構造が転換していくはずだと考え、「オンラインコミュニケーション」と「いのちのはたらき」を両輪として、教育、組織、ファシリテーションなどの分野に関わりながら、新しい世界観の構築に取り組んできました。

この3年間で、私たちが体験してきたことが、清水先生の「<いのち>の与贈循環」と同じものであったかどうかは分かりませんが、「与贈とは何だろう?」という問いを掲げたからこそ体験できたものがあったと思います。

2020年は、私たちが体験を通して言語化してきたものを社会実装していくフェーズに入りました。内面の探究を通して自己変容していくフェーズから、その体験を社会変革にどのように展開していくのかというフェーズへのシフトに伴い、与贈工房という名前を卒業し、新たな名前で次のフェーズに臨みたいと思います。

私たちが、これまで考えてきたことをまとめて、「統合的アプローチ研究」の創刊号に寄稿しました。

自己組織化する集団のトーラス型ホロン構造モデルの構築

私たちは、ヒエラルキー型の組織に生じる抑圧構造に対して問題意識を持ち、フラットな組織として活動してきましたが、「フラット=アンチヒエラルキー」であることに気づき、ヒエラルキーではない階層構造であるトーラス型ホロン構造へと組織形態を変えていきます。

そこで、私たちの活動を表現する名前を考える2ヶ月間の対話を行い、

Toral : トーラス型のホロン構造で
Online : オンラインコミュニケーションにより
Reconnects us :繋がりを取り戻していく

T・O・Rus (トオラス)

という名前にたどり着きました。

今後は、トオラス(旧・与贈工房)として活動していきますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。