全体性をもとに世界を捉えなおす対話会~

全体性をもとに世界を捉えなおす対話会~

世界は断片化されているという前提に立って世界を捉えると、私たちは世界から切り離された存在であり、生きていくために生存競争に勝ち抜いていかなければならない運命を生きているというように感じられるかもしれません。

一方で、世界は繋がりあっているという前提に立って世界を捉えると、私たちは複雑に張り巡らされた縁によって支えられた存在であり、繋がりを感じながら存在の意味を生成して生きているように感じられるかもしれません。
 
世界を捉える前提を転換してみると、世界観にコペルニクス的転換が起こります。
 
そのような転換を試しに起こしてみると、世界はどんなふうに見えるのでしょうか?
 
馬場真光さんと田原真人で、全体性をテーマにした対話を行いました。
 
2人の対談動画を皆さんに事前に視聴していただいた上で、Zoomに集まって対話します。

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★プレゼンタープロフィール★
馬場真光(ばばしんこう)
1962年生まれ。ヴェリタス総合研究所およびヴェリタスビジョン合同会社代表。学生時代から人間の心理と政治経済の両方に関心をもつ。上智大学卒業後、日系、外資系の金融機関で実務経験を積むうち、経済が人間社会を痛める可能性に気づき、健康上の問題を機に2011年に退職、ヴェリタス総合研究所を創設。現在、現代の物質主義的な人間観・自然観から脱した21世紀の新たな人間像と経済社会のあり方をテーマに研究・著述・翻訳・講演活動に従事。”当たり前を疑い革新につなげる”「ギークオフィス氷解塾」を東京・恵比寿にて継続開催中。
学術博士(人間学)、経営学修士(MBA)。訳書にM. A. ルッツ著『共通善の経済学』(晃洋書房)、ローマ教皇庁教理省『生命のはじまりに関する教書』(共訳、カトリック中央協議会)。主要論文に『経済学の基礎としての人間性の理解について~ウィルバー哲学の見地から~』(中部哲学会年報第37号)など。経済学史学会、中部哲学会、日本トランスパーソナル学会、日本GNH学会所属。
※「TEAM社会企業家」インタビュー記事:http://qq3q.biz/NNhz

 

田原真人(たはらまさと)
1971年、茨城県生まれ。早稲田大学大学院博士課程中退(物理学及び応用物理学専攻)。複雑系の物理を専攻し、細胞性粘菌アメーバをモデルに「生きている状態とは何か」を研究。その後、物理の予備校講師として教育に携わりながら、10年間自身のマインドセットや行動習慣と向き合い、考え方の大きな変容・転換を体験する。東日本大震災をきっかけに、教育の現場で、「違いを学びの源とする」ことの必要性を強く感じ、多くの教育関係者を巻き込みながら反転授業やアクティブラーニングの研究を行い、公教育やオルタナティブ教育の取り組みが一堂に会する日本最大級の教育イベントなどを企画する。「自己組織化」の概念を手がかりに、いのちを中心とした教育、組織、社会について探求を深める。また、「すべてのいのちの存在が大切にされ、誰もが自分を十全に生きられる社会へのパラダイムシフトのプロセスを生きる」というビジョンを掲げ、完全リモートの生命型組織「与贈工房」を運営。生命論に基づいた新しい時代の生き方を体現している。
『ZOOMオンライン革命』『微積で楽しく高校物理がわかる本』など著書10冊。

 

日時 12月18日(火)21:00~22:30
参加費 3000円
場所 Web会議ツールZoom

 

※お申込みの方に、
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・事前視聴動画URL(約48分)
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