2018年12月22日号

 

2018年12月22日

アジャイル開発宣言からのヒント

田原です。
 
コミュニケーションを一方向的から双方向的にして、
対話と内省とを循環させていくようになると、
 
自分の内側と外側とが、
動的に調和している!
 
という感覚が強まってくるんです。
 
一人で考えて結論を出して行動すると、
どうしても独りよがりになってしまうなーと思うようになり、
 
不完全なままチームの中に出してみて、
フィードバックを受け取って、
内省してみて言語化して・・・
を繰り返しながら形にしていくというサイクルを
グルグル回していくほうが、安心感があります。
 
その体感が自分の中に染みわたってくると、
自分と組織との関係
自分と世界との関係
 
さらには、
組織と世界との関係
についても、全く同じことだという実感が湧いてきます。
 
組織と世界との関係においては、
組織内で「対話の感覚」が共有される必要があるので、
時間はかかりますが、
与贈工房では、だんだんとそういう感覚が生まれてきています。
 
そういう体感と繋がりながら考えていると、
価値創造の源泉が移動し、
責任の種類も変わってきたことに気づきます。
 
工業化社会における責任
商品価値を高めるために品質管理をしっかりやって、不良品を出さないことが責任

アジャイル開発における責任
価値は、顧客が使用することで生まれるから、状況が変化しても使用価値が高くなるように
修正し続けることが責任

共創社会における責任
主体的に関わることで自分の存在の意味を感じられるから、共創体験が最大化するために
場にオーセンティックに関わることが責任
 
工業化社会からアジャイル開発への価値と責任のシフトを起こすときに、
どんな取り組みをしたのかは、共創社会へのシフトを起こす参考になります。
 
次のような宣言が、価値と責任のシフトを起こす上で、
有効だったのではないかと思います。
 
——-アジャイルソフトウェア開発宣言——–

私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。

プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、

価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

————————————————

「共創社会宣言」というものを考えるとしたら、
どのようなものになるのでしょうか?
 
言語化を積み重ねる日々が続きます。

 

与贈工房通信編集後記「さわの今日の一言」はこちら

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