enPiT everi フューチャーセッション
enPiTとは「産。官・学」連携の「高度IT人材を育成する産学協働の実践教育ネットワーク」プロジェクトであり、「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成)」を念頭に置いた、実社会においてイノベーションを起こすことができる人材輩出を目的としています。
enPiT
北九州発信の「enPiT everi」は、九州・中国地域の特色ある産業の社会人を対象に、人工知能やロボット技術などの新しい技術を身に付ける実践的な教育プログラムを提供するものです。大学連携により補完しあうことで幅広いプログラムを提供しています。
enPiT everi
2018年3月4日、140名が参加し、全体でキックオフした後、6つの分科会に分かれて80分間の対話を行い、その後、全体で集まり、異なる分科会に参加した人でグループになって学びのシェア対話を行いました。
6つの分科会のテーマは次の通り。
|
科学技術といのちが、どのように共存して調和していくのかを、多面的に探究する時間になりました。 今回のフューチャーセッションでは、オンラインならではの工夫もありました。 各分科会の録画を参加者に共有し、参加しなかった分科会の話を相互に聴き合うことを可能にしたのです。
専門技術だけではなく、横連携が重要になっていくこれからの未来
インターネットの普及で、様々な情報が自宅にいながら手に入り、スマホがあらゆる行動の手助けをしてくれる時代になりました。 スマホ中心部化となり、あらゆるモノはスマホと連携されていきスマホ一つで自宅の鍵が開き、家電を動かせ、物が買え、タクシーを呼び出せ、ドローンを飛ばせる。
スマートフォン1台で生活は大きく変わりました。
様々なデヴァイスが繋がるIOT分野は、これからも大きく成長し続けると思いますが、これからのIOTは「連携」にあるといわれています。
あらゆる業種・業界・サービスが連携した複合サービス型の「IOTサービス」の時代がやってくると思われます。
それぞれが持つ独特の技術やサービス、業界内では当たり前とされているような風習などを連携させた新しいイノベーションの時代がやってきます。
来るべき新世代IOTの時代は、あらゆる情報がイノベーションのヒントとなり、新しい創造物が生み出されるのです。
新世代のIOTに不可欠な技術は、「対話的コミュニケーション」と「組み合わせ」の技術にあると思います。
業種・役職・肩書に問わず、全員がフラットな「場」で対話的コミュニケーションから集合知を高めていく。
様々なアイデアが持ち込まれ、些細な事でも出し合え、小さな情報すら拾い合える「共創的な場」が、新しい創造物を作り上げていきます。
今回行った「enPiT-everi フューチャーセッション」は、この「共創の場」を作り出すため試験的に行いました。
今回は、トライアル的な取り組みでしたが、1-2ヶ月かけて、オンラインで対話を重ねながら集合知を生み出していくことで、現在、課題だと考えられていることを乗り越えていく未来を構想し、その実現に向けて動き出すというプロセスを実施することも可能です。
オンラインの対話が、世界を変える、未来を創るところまで、すでに来ています。
オンラインの対話によるオープンイノベーションに関心のあるみなさん、私たちのところには、それを実現するアイディア、スキル、人的リソースがあります。
関心のある方は、ぜひ、お声がけ下さい。いっしょにチャレンジしませんか?
enPiT everi フューチャーセッション
申込者数:288名
参加者数:140名